ClaudiaはClaude Code用のデスクトップGUIアプリケーションです。Tauri 2、React 18、TypeScript、Rustで作られたオープンソースツールで、コマンドラインでの操作をGUIで行えるようになります。この記事では、Claudiaの主要な機能をいくつか紹介します。
Claudiaとは
プロジェクト情報
1. プロジェクトブラウザ
フォルダやファイルをツリー表示で確認できます。クリックするとファイルの中身をすぐに見ることができて、プロジェクトの構造を把握しやすくなります。
2. セッション管理
過去の会話履歴を保存・検索できます。何を質問したか、どんな答えが返ってきたかを後で確認できるので、作業の継続や参考に便利です。
3. API使用量モニタリング
ClaudeのAPIをどのくらい使っているか、コストはどの程度かをリアルタイムで確認できます。使いすぎを防いだり、予算管理に役立ちます。
4. カスタムエージェント
特定の作業に特化したエージェントを作って保存できます。例えばコードレビュー専用やテスト作成専用など、用途に応じて使い分けられます。
Visual Project Management
すべてのClaude Codeプロジェクトとセッションを美しいインターフェースで管理
Custom AI Agents
カスタムプロンプトとサンドボックス実行で再利用可能なエージェントを作成
AI使用量追跡
AI使用量とコストをリアルタイムで監視・管理
Markdownエディター
統合されたMarkdownエディターでドキュメント作成も効率的
5. その他の便利機能
公式サイトによると、Claudiaには他にも多くの便利な機能があります:
- MCP Server Management:Model Context Protocolサーバーの視覚的な設定・管理
- Session Time Travel:Gitのような会話のチェックポイント作成・復元
- Privacy-First Design:データはローカル保存、外部追跡なし
- Built-in Markdown Editor:マークダウンエディター内蔵
ターミナル操作の課題を解決
Terminal Chaos
複雑なコマンド操作
No Visual Browser
視覚的なブラウザなし
Usage Tracking
使用量追跡が困難
技術仕様
ClaudiaはTauri 2をベースに、React 18でUI、TypeScriptで型安全性、Rustでバックエンドを構築しています。クロスプラットフォーム対応で、Windows、macOS、Linuxで動作します。
実際のインターフェース

まとめ
ClaudiaはClaude Codeをより使いやすくするデスクトップアプリです。プロジェクトブラウザ、セッション管理、API監視などの基本機能があり、コマンドラインに慣れていない人でも簡単に使えます。オープンソースなので無料で使えるのも魅力です。